大妻女子大学千代田キャンパス大学校舎G・H棟の建設工事が、着々と進んでいます——。

地中梁と耐圧盤の配筋作業が完了した大学校舎G棟建替工事=上写真(左)。現在は、地中梁のなかに人が行き来できる人通口用のコルゲートパイプ=上写真(右)=と空調用のクールヒートトレンチを設置していく作業に取りかかっています。
コルゲートパイプは建物の床下などを定期的に点検できるように設置するもので、直径は約70センチメートル、全長は一番長いもので1.6メートルあります。クールヒートトレンチは、取り込んだ外気を、地中熱を利用して、夏は暖かい空気を冷やし、冬は冷たい空気を暖めて建物内に供給する空調システム。自然エネルギーを利用しているので、省エネ対策にもなり、環境にも配慮しています。

大学校舎H棟建設地では、鉄骨組み立て作業が始まり、地上からも校舎の形が見られるようになってきました。クレーン車がアームを伸ばして鉄骨を運び、高い骨組みの上に登った作業員の皆さんが、鉄骨同士をつなぐ接合部分をボルト留めしていきます。鉄骨だけでなく階段も上写真のようにクレーン車で運ばれ、組み立てられていきます。
最近は秋雨が続き、雨の中の作業が多くなっていますが、近隣の皆さまの安全を第一に作業に努めておりますので、ご理解をお願い致します。
|