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建築日記
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いよいよ1月外観お目見え 大妻久我山寮

 
2011年12月22日
 

3階建て(一部4階建て)大妻久我山寮の建物は、建設工事のため今はすっぽり外壁シートに覆われた状態ですが=写真、いよいよ新春2012年1月早々には、シートを取り払い、外観が出現します。
東日本大震災発生直後の11年3月15日に着工、12年3月9日完工をめざして着々と工事を進めてきましたが、これまでどんなふうに工事が進展してきたのか、このほど久我山寮のフォトギャラリーを更新しました。更地から基礎工事へ移り、外壁シートで囲われるまで南東からみた動きがご覧になれます。

 

※フォトギャラリーはこちら
※寮室内の様子はこちら

 

 

 

久我山寮外観

巨大な“カニの爪”が大活躍

 
2011年12月21日
 

鉄筋が何本も通っている太い柱を巨大なカニの爪を思い出させる解体専用の作業車のハサミがつかみ、断ち切り、バリバリとあっという間に砕いていきます(写真)——。

 

「千代田キャンパス再開発プロジェクト」は、新校舎の第1期用地となる第25興和ビルの地下部分解体工事で大詰め。スピーディーな解体作業に一役買っているのが巨大なハサミです=写真下。ショベルカーのアームの先がハサミとなっている作業車を普段は目にすることが少ないのですが、大型ビルの解体では一般的に使われているそうです。約1.5メートルに開くハサミに、ホースで水をかけてほこりの発生を抑えながら、建物を支えてきた太い柱や壁をパワフルに切り崩します。その器用な動きは、まさにロボット工学の塊といった感じです。

 
 
 

水をかけながら作業中

ハサミ拡大図

 

地下2階部分の解体は2011年12月21日に終わり、翌22日からは基礎解体工事の最大の山場となる耐圧版解体作業が始まります。耐圧版は、耐震性の向上と建物の沈下防止のため、建物下の地盤全体に敷かれた厚い堅固な鉄筋コンクリートの板で、作業時はこれまで以上に振動、騒音が発生する恐れがあります。近隣のみなさまには大変ご迷惑をおかけしますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 

なお年末年始の休工期間は2011年12月30日〜12年1月4日です。

 

千代田区と防災協定締結 12月13日調印式

 
2011年12月14日
 

大妻女子大学等を設置する学校法人大妻学院(東京・千代田区。花村邦昭理事長)は、千代田区(石川雅己区長)と「大規模災害時における協力体制に関する基本協定」(防災協定)を2011年12月13日付で締結しました。

 

調印式は、12月13日午前11時から、千代田区役所の区長室で花村理事長、伊藤朋恭学長代行、石川区長らが出席して行われ、理事長と区長が協定書を取り交わすとともに、引き続き防災の取り組みについて意見交換しました。

 

 

 

 

握手の様子

区長が東日本大震災を振り返って、「震災後は区内施設の開館時間変更などを伝えるため、広報紙に徹夜でちらしを挟み込むなど苦慮した。区外からの通勤・通学者の多数が帰宅困難者となったことも踏まえ、災害時の対応を充実させたい」と話しかけると、理事長は、「安否確認を含め、各種連絡は学生ボランティアを活用できることでしょう。(13年1月に)新校舎1期棟が完成すると、地盤堅固な建物に被災者を受け入れられる。食物学科を擁する本学は、炊き出しは得意とするところです」と応じ、固い握手を交わしました=写真(左から理事長、区長、理事長の後ろは学長代行)。

 

防災協定締結で、本学は大規模災害時に区民、帰宅困難者等の安全確保を図るため、①被災場所および避難場所への学生ボランティアの派遣②一時的避難施設として一部施設の提供③収容した被災者への応急医療資材および備蓄物資の提供——などを協力し、区が経費を補助することとなります。

防災・減災に努めます

 
2011年12月13日
 

大妻女子大学では、3月11日の東日本大震災を忘れず、防災・減災に努めていますが、12月7日、千代田キャンパスで冬季防災訓練が行われました。

工事仮囲いの内側では第25興和ビルの地下1階部分の解体が進む中で、この日正午前から防災訓練が始まり、「全員緊急避難」の一斉放送で、大学校舎北口と東側非常口からは大勢の学生が外へ出てきて、避難場所の大妻体育館へ足早に向かいました=写真左。翌8日には、大学校舎正門に起震車がやってきて、希望の学生らに震度7までの地震の揺れを体験してもらいました=同右

 
 
 

20111213.JPG

地鎮祭行う 千代田キャンパス再開発本格スタート

 
2011年11月24日
 
千代田キャンパス再開発プロジェクト(大妻女子大学千代田校舎建て替え工事)の地鎮祭が2011年11月21日、1期棟敷地(東京・千代田区三番町8)の仮設テントで執り行われました。テントの一角には、縮尺200分の1の建物完成模型が置かれ=右写真、早速、翌22日には、現地へ地下基礎部分を掘削した際に土が崩れないようにする山留め資材が運ばれて、いよいよ鉄骨造12階建て1期棟建設工事が本格的にスタートしました。1期棟完成は2013年1月予定。その後着工する7階建て2期棟の完成は、2014年4月を予定し、これから長丁場の工事が続きます。
 
 
 

地鎮祭行う 千代田キャンパス再開発本格スタート

○次の100年の布石に

再開発プロジェクトは、6月の第25興和ビル(1期棟敷地)の取り壊し工事着手から始まっていますが、ビル地上部分の解体を終え、これから新ビルの基礎工事に入ることから、区切りをつけて21日に地鎮祭を行いました。地鎮祭には、花村邦昭・大妻学院理事長、伊藤朋恭学長代行や工事関係者ら44人が出席、理事長らは、「えい、えい、えい」と掛け声を発しながら、鍬(くわ)入れを行い、工事の安全を祈りました。地鎮祭終了後、理事長は、「大妻の次の100年の布石となるような校舎を建て、素晴らしい人材を育てられる大学をめざしたい」とあいさつしました。文中以外の主な出席者は、次のとおり(順不同、敬称略)。

▽三菱地所代表取締役副社長・飯塚延幸▽三菱地所設計常務・道本佳明▽日建設計代表取締役社長・岡本慶一▽戸田建設代表取締役社長・井上舜三▽副学長・栗原裕▽本学理事・荻上紘一▽同・井上小百合▽同・下村道子▽本学監事・帯川千▽同・本村健▽家政学部長・波津博明▽文学部長・柏木由夫▽人間関係学部長・町田章一▽短大学部長・松本憲一(興和ビル・本館改築検討会委員長)▽大妻中学高等学校長・井上美沙子▽事務局長・鈴木勉▽戸田建設作業所長・中出敏夫

 
次の100年の布石に
 (左)鍬入れをする理事長、(右)地鎮祭のテントが仮設された1期棟敷地(※パノラマ写真なので中央部が湾曲しています)

○新校舎外壁は彩色PC
新校舎外壁には、吹き付け塗装不要のあらかじめ色がついたコンクリート板〔彩色PC(プレキャストコンクリート)〕が使用されます。色合いはまだ決まっていませんが、温かみがあり、味わいのあるアースカラーなどが検討されています。工法の大変さは、本来1棟の建物を2期に分けて工事を進めなければならないこと。1期棟は完成すれば使用が始まりますが、仮間仕切りをしたうえで、引き続き2期棟敷地に建つ本館、記念会館を解体して2期棟の建設を進め、最後に一体化したビルとなります。このように建物の使い始めにずれがあるので、工事の騒音に留意し、人の出入りが安全・円滑に行えるように配慮しなければなりません。工事を担う戸田建設の中出作業所長は、「学生の皆さんに『喜んでいただける快適な建物』となるよう工事に取り組んでいきたい」と話しています。

いよいよ11月21日地鎮祭

 
2011年11月17日
 
「千代田キャンパス再開発プロジェクト」(大妻女子大学千代田校舎建て替え工事)地鎮祭は理事長、学長代行ら工事関係者が集まって2011年11月21日(月)に行い、当日は鍬入れをして工事の安全を祈願します。       
地鎮祭に向けて第1期工事予定地(東京・千代田区三番町8−3ほか)の第25興和ビル地上部分の解体工事もほぼ終わり、都心のビルの谷間にぽっかりと空き地が出現。建て替え工事のため事務局が仮住まい中の秀和三番町ビルからも、左手に本館4階から上が、また右手に大学校舎が見通せるようになりました=写真
 

いよいよ11月21日地鎮祭

 

地鎮祭を終えると、早速、翌22日からは地下躯体(くたい)の解体工事やくいの打設が始まり、いよいよ本格的に東西に伸びる地上12階建て新校舎1期棟の新築に取りかかります。1期棟は2013年初春に完成予定、引き続き2期棟工事に着手して14年中に工事を終え、15年度から家政・文の2学部新入生は、短大生と共に一貫して千代田キャンパスで学べることになります。
すでにマスコミから地鎮祭取材の申し込みが相次ぎ、このプロジェクトに注目が集まっている様子です。どんなふうに紙面で紹介されるでしょうか。

麹町消防署から感謝状

 
2011年11月17日
 
学校法人大妻学院は、2011年11月15日、東京消防庁麹町消防署から感謝状をいただきました。
地元消防団の破壊訓練場所として「千代田キャンパス再開発プロジェクト」のため解体する第25興和ビルを提供したことなど、地域の火災予防と人命安全対策に協力したことが評価されました。
本学は、防災予防に引き続き取り組みます。
 

麹町消防署から感謝状

部屋はこんなふうです 大妻久我山寮

 
2011年11月14日
 

来春2012(平成24)年4月からの入寮に向けて着々と工事が進んでいる大妻久我山寮ですが、10月17日に関係者を集めて寮室の点検作業が行われました。1室だけ1階に先行させて寮室を作り、備え付けの家具も配置して使い勝手はどうか、改善すべき点はないかなどを調べたものです。
参加者は「コンセントの位置はもう少し上の方がよいのでは」「冷蔵庫収納スペースの上の棚板は全て可動式の方が使いやすいと思う」など、学生の寮生活を想像しながら工事関係者に改善のリクエストを出していました。というわけで、実際にはさらに手直しをするのですが、現状はこうだということで、寮室を読者のみなさんに一足早く公開します。

 

※平成24年度入寮(募集)状況はこちらをご覧ください。

 
部屋はこんなふうです 大妻久我山寮
 
①入り口から見た室内の様子(各室にエアコン設置。ベッドの下は収納スペース)
②窓側からみた室内の様子
③窓際のクローゼットとその脇の冷蔵庫収納スペース
④机、椅子とキャスター付きの移動棚(手前に引き出しています)
⑤洗面台、ドア脇には靴・傘が収納可能

※家具の配置は部屋によって若干異なります。細かい仕様は今後変更されることがあります。
 

部屋はこんなふうです 大妻久我山寮

素晴らしい夕焼けが…

 
2011年10月19日
 

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大妻女子大学千代田キャンパス再開発のため急ピッチで解体が進む第25興和ビル(千代田区三番町8)。今は4階から3階の解体へと進むところ。2011年10月19日、午後5時半ごろにビル解体現場を望むと、素晴らしい夕焼けが広がっていました。
 
 
 

だいぶ解体が進みました 興和ビル

 
2011年10月07日
 
大妻女子大学千代田キャンパス再開発プロジェクト第一期建築工事用地として、11月下旬の起工を前に急ピッチで6月から解体工事が進められている第25興和ビル(千代田区三番町8番地)。 よく晴れた10月6日に工事の様子を北側・秀和ビル9階からのぞくと、鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根7階建て延べ床面積1万6203平方メートルを誇った ビルは、5階部分まで取り壊され、そこに資材がクレーンでつって運ばれ、ブルーの車体の重機5台が立ち働いていました。 前は興和ビルにさえぎられて全く見えなかった隣接の8階建て本館の上層階もよく見えるようになりました。9階建ての大学校舎も姿を現しました。10月だいぶ解体が進みました 興和ビル

解体ビル提供 地元消防団破壊訓練

 
2011年07月26日
 
「ギーン」と音を立ててエンジンカッターの円形切断砥石(といし)が鉄のドアに食い込んでいくと、火花が激しく周囲に飛び散りました(写真)——。 2011年7月23日午前、第25興和ビル解体現場(東京・千代田区三番町)に、地元麹町消防団員約30人がゴーグル付き保安帽(緑色)と、背中に「メトロポリタントーキョー消防団」とプリントされた活動服姿で勢ぞろいし、解体建物を活用した消防活動訓練(破壊訓練)に約2時間取り組みました。26・27 両日も窓ガラスを破壊して救助口を確保するなどの訓練が行われます。
 
 
 

解体ビル提供 地元消防団破壊訓練

大妻学院は、千代田キャンパス再開発プロジェクトをスタートさせ、その第一歩として本学所有の興和ビル解体工事を6月から始めましたが、消防署が破壊訓練のできる解体ビル探しに苦心していることを新聞記事で知った財務センター職員の発案で、本学側から東京消防庁麹町消防署(千代田区)へ協力を申し入れ、この日の訓練につながりました。地元消防団が訓練したことで、期せずして地域貢献にもなりました。

この日、消防署員の指導で消防団員が取り組んだ訓練内容は、破壊器具・救助資器財を活用した訓練と、活動時の危険要因及び危険回避訓練で、具体的な破壊器具と訓練の目的は次のとおり(訓練情報提供▽短大国文科・榎本千賀教授=麹町消防団第一分団員)。

①バッテリー式カッター(ドアに穴を開け、手を入れて内側の鍵を開ける)
②ストライカー穴あけ・エンジン掘削機(床に穴を開ける)
③エンジンカッター(鉄のドア・壁を切断する)
④手動式カッター(鉄筋や鉄棒を切断する)解体ビル提供 地元消防団破壊訓練

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現在の建築状況をご覧頂けます。

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