学校法人 大妻学院

学院の紹介

理事長メッセージ

学校法人大妻学院 理事長 屋敷和子

皆さま、ごきげんよう。理事長の屋敷和子です。

今回は、本学院の設置する大学、中学・高等学校の特色ある教育や試みをご紹介いたします。

まず、大学・短大で後期から始まる集中授業「地域文化理解Ⅰ」です。この授業のねらいはホスピタリティです。学部横断型の授業で、ご協力いただく企業から講義を受けるだけではなく、実際に現地を訪れ、現場を体験します。現場の雰囲気を直接感じられることはたいへん有意義な経験であり、貴重な学びの機会として学生に好評を得ています。ホスピタリティは社会人としてとても大切なマインドの一つです。私事で恐縮ですが、私はサービス介助士の資格を持っております。

この授業に加え、正課外の授業「大妻マネジメントアカデミー(OMA)」では、ビジネスの知識やスキルを総合的に身につけることにも力を入れています。この成果もあり2025年度はキャビン・アテンダント(客室乗務員)として採用された人数は女子大学の中で第一位となりました。

二つ目は、課題解決型の授業CDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)です。提携している企業や団体からいただいた課題に対し、学生が学部を越えてチームを組み、課題解決に取り組みます。授業は後期から始まり、学生たちは商品企画や課題解決案をまとめ、1月に発表します。今年は企業6社と2自治体にご協力いただきます。課題解決に取り組むことによってコミュニケーション力、課題解決力、協働する力など、社会人に必要な汎用的能力などを身につけていきます。最初は不安な面持ちの学生たちが、最終発表には自信をもって堂々とプレゼンできるまでに成長する姿を見られることは、この授業の大きな魅力です。

このほかにも地域社会と連携する「社会連携プロジェクト」を実施しています。今年度は27のプロジェクトが実施され、このような活動を通して、学生は地域と関わり、社会に貢献する経験も積んでいきます。

併設の4つの中学・高等学校もそれぞれ立地や持ち味を生かした教育を行っています。

大妻中高は、「模擬国連」に力を入れています。「大妻・渋渋模擬国連大会」を渋谷教育学園渋谷中高と共催し、6月には45校600名を超える生徒たちが大使として集結し、議論や交渉を行い、国際政治の仕組みや多角的な視点、実践的なコミュニケーション能力を養いました。8月には第10回全国中高教育模擬国連大会(AJEMUN)に中高あわせて12名が大使として参加しています。

大妻多摩中高は2027年度に向けて教育内容を大きく刷新し、本物の体験から問いを見つける「探求フィールドワーク」とその問をデータで検証する「データサイエンスリテラシー教育」を新たにスタートします。

大妻中野中高は、文部科学省事業WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)拠点校で、国内外の大学や企業、国際機関等と協働し、グローバルな社会課題の解決に向けた探求的な学びを多言語、英語やフランス語でプレゼンする取り組みを行っています。

大妻嵐山高校は、2027年4月から通信制課程(広域)「大妻フレックスコース」を開設予定です。本コースでは、大妻嵐山高校の全日制課程への転籍制度や、大妻女子大学内部進学制度などの導入を計画しています。

日本の人口減少に伴い、女子の教育機関を取り巻く環境はますます厳しさを増しておりますが、大妻学院はこれからも女子の総合教育機関として、社会から寄せられる期待と信頼に応えられるよう努めてまいります。

今後とも、皆さまのご支援・ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

2026年9月

学校法人大妻学院 理事長

屋敷和子

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