理事長メッセージ
皆さま、ごきげんよう。理事長の屋敷和子です。
千鳥ヶ淵には桜が咲きほこり、水ぬるむ季節になりました。春は別れと出会いの季節でもあります。
この3月には、併設4中高、大学・短大とも無事に卒業式を挙行することができました。中学に入学したときには、体も小さく、幼く感じた生徒も高校の卒業式では、ひとり一人がなんと大きく見えたことでしょう。6年間を通して、真剣に行事や部活に向き合う姿勢をとても誇らしく思いました。
大学生・短大生はゼミやサークルで先生や友人との絆を深め、充実した学生生活を過ごしたことと思います。大妻で出会った友人は何でも相談できる一生の友達となるでしょう。4月にはそれぞれが新しい希望と若干の不安を胸に、自分自身が選んだ道に進んでいると思います。楽しいことがあったときや辛いときには、いつでも気兼ねなく母校を訪ねてください。私たちは常に卒業生の心のよりどころでありたいと願っています。
また、4月には4中高、大学・短大とも無事に入学式を挙行し、今年も多くの新入生を迎え入れることができました。それぞれの場所で新入生が成長していく姿を見られることは、卒業生のひとりとしても大変嬉しく思っています。
中学生・高校生は、溌溂として希望に満ちた眼差しで未来を見つめています。大学・短大では、常にキャンパス内に笑い声が響き渡るほど、大変元気な学生が多数いるという印象があります。学生達は、ボランティア活動に積極的に取り組み、イベントのボランティアを募集すると募集期限を待つことなくすぐに定員が一杯になり、コロナ禍で学校生活を謳歌できなかったことを取り戻そうとでもするような勢いがあります。
私たち大妻学院は、生徒や学生、保護者の皆さまはもとより社会からも選ばれ続けるために常に進化して行かなければなりません。
4つある中学・高校ではそれぞれの立地や持ち味を生かした教育を行っていますが、更に前に進むべく準備を進めていきます。
また、大妻女子大学は昨年度、データサイエンス学部を千代田キャンパスに開設しましたが、今年度は、多摩キャンパスの人間関係学部を人間共生学部に改組し、社会学科、心理学科、福祉学科に加えて、共生デザイン学科を新設しました。共生デザイン学科では、人間の多様性に対する知識、グローバルな視点、実践的なコミュニケーション力を基礎とし、社会学、心理学、福祉学を融合させながら学びを進めます。また、フィールドワークを通じて、国内外の地域社会や職場の課題に取り組み、様々な角度から共生のありかたを考え、多様な人々と共に働くことができる人材を育成します。
大妻学院は、創立者大妻コタカの志を受け継ぎ、これからも女子の総合教育機関として社会の変化に的確に対応し、社会の負託に応えられるよう改革を進めて参ります。
引き続き、皆さまのご支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
2026年4月
学校法人大妻学院 理事長
屋敷和子







