大妻講堂修繕支援募金

大妻講堂修繕支援募金について
大妻講堂の大規模修繕工事を令和4~5年度に行うにあたり、「大妻講堂修繕支援募金」を開始いたしました。何卒ご協力くださいますようお願いいたします。
大規模修繕工事の内容は天井耐震、椅子の更新、パイプオルガンオーバーホール、床面カーペット敷設、配管工事等です。全体の総工費が約7億円、うち椅子の更新に約1億円の支出を予定しています。募金の募集期間は令和3年6月1日から令和6年3月31日まで、目標金額は5,000万円とし、寄付金は主に椅子の更新費に充当させていただきます。ご協力いただいたすべての方のお名前は寄付者銘板に録し、期間中に所定金額(個人5万円、法人50万円)以上を寄付してくださった際は、更新した椅子に芳名プレートを取り付け、ともに末長く顕彰いたします。
レンガ壁が印象的だった旧大妻講堂からパイプオルガンのある現行の大妻講堂に変わったのが平成4年。文化祭や合唱コンサートなど多くの学校行事で使用されながら約30年が経過し、座面もだいぶ傷んできました。新しい椅子は学生、生徒および保証人の皆さまなどにゆとりをもって利用していただけるよう座席幅が5センチ広がり、格納式メモ台がついた劇場・コンサートホール仕様の席になります。工事の間の約1年弱、講堂が使用できなくなり、関係者の方にはご不便をおかけしますがどうかご了承ください。
講堂は大妻技芸学校の頃から存在し、創立者大妻コタカの朝礼・夕礼の場として、入学式・卒業式等式典や行事の場として活用されてきました。途中、戦災や震災等で3度焼失する苦難を乗り越え、場所も構造も大きく変化しましたが、大妻講堂が学院創立の精神と理想に想いをいたすシンボル施設の一つであることに変わりはありません。
今後も大妻生の多くの思い出を紡いでいくためにどうか大妻講堂にお名前を残し、本学をご支援くださいますようお願いいたします。
学校法人大妻学院 理事長
募集要項
名称
大妻講堂修繕支援募金
募集期間
令和3(2021)年6月1日~令和6年(2024)3月31日
寄付の目的
椅子の更新費等へ充当するため
目標額
5,000万円
寄付金額
個人5,000円以上、法人30万円以上 ※金額に満たない場合でも受付します。寄付金額の上限はありません
申込方法
「寄付の申し込み」ページからお申込みください
税制上の優遇措置
「税制上の優遇措置」ページをご参照ください
特典・顕彰
- 寄付者のご芳名を「寄付者ご芳名」ページおよび寄付者銘板(講堂内もしくは外に設置予定)に掲載します(※匿名希望の方は除く)
- 寄付金額に応じ、新しい椅子の背板に芳名プレートを設置します。募集期間内で、個人5万円につき1席、法人50万円につき1席とし、多くの方に参加いただくため1個人および1法人のプレート取り付けは20席を上限とします。

(仕様、デザイン等変更になる場合があります)
※大妻講堂修繕支援募金は大妻未来募金と別で募集をしているため、大妻未来募金の特典・顕彰の対象外です。恐れ入りますがご了承ください。 ※プレート対象の方にはプレートの表記内容について別途ご案内をお送りします。 ※プレートは令和4年11月末までに寄付いただいた方については令和5年2~3月ごろ、講堂修繕工事完了(椅子更新)に合わせて取り付ける予定です。令和4年12月以降に寄付された方は令和5年4月以降、随時取り付けます。
特設Twitter
大妻講堂大規模修繕工事および募金情報を発信する特設Twitter(ツイッター)です。募金情報を始め、工事の状況や大妻講堂の懐かしい写真などを随時発信していきます。
Tweets by otsuma_kifu大妻講堂の変遷
※協力、画像提供:大妻コタカ記念会、大妻コタカ・大妻良馬研究所
フォトギャラリー
(画像にポインタを当てると、写真の概要が表示されます。内容は随時更新します)
年表
1908年 | 自宅(陸軍大将大島久直子爵の邸内附属舎)にて裁縫と手芸の私塾を開設。 |
---|---|
1910年 | 転居に伴い山階宮家邸内官舎に移転。「東京女子技芸教授所」と命名。 |
1914年 | より広い官舎へ移転。「大妻技芸伝習所」と改称。 |
1917年 | 「私立大妻技芸学校」と改称。麹町区上六番町に校地を購入(現在の千代田校地の一画)。そこに所在していた建物を活かし自前の校舎建築。 |
1918年 | 山階宮家から頂いた官舎と門を校舎と校門に移転改築。木造2階建、教室を講堂に使用。 |
1922年 | 校舎を3階建に増改築。地下階と屋上階を含む5階建となる。大講堂は1階にあり、朝は7時40分の鐘とともに登校生徒約1,300人が大講堂に集まり朝礼が行われた。 |
1923年 | 関東大震災により校舎焼失。 |
1924年 | 講堂がないため校庭で青空卒業式を挙行。焼け跡に平屋建の講堂を竣工。雨天体操場を兼ねた講堂を建設。 |
1927年 | 平屋建築講堂を改築し、木造2階建とする。1階は講堂兼屋内体操場、2階は普通教室があり、屋上はアスファルト塗りの運動場となる。 |
1930年 | 講堂の屋上を屋根付きに改修し、屋階付2階建となる。 |
1936年 | 1935年から着工された校舎の大改築工事により教室が不足したため、講堂は臨時に6つに仕切り教室に充てられた。また、朝礼は学級ごとに実施されたが、不都合が多かったため、近隣の東京鉄道学校旧校舎を借入改造の上、教室として使用し講堂は元に戻し再び講堂で朝礼が行われた。 大改築工事に伴い、講堂は崖下に移転(崖上の土地を買収の上、数年後に大講堂を起工予定)。 |
1937年 | 地下1階地上5階建鉄筋校舎竣工。 |
1945年 | 空襲により木造校舎全部、鉄筋校舎3階以上が焼失。 |
1948年 | 千葉県館山の郊外にあった海軍砲術学校の2階建講堂を入手し、焼失した旧講堂跡地に移築。1階は講堂、2階は教室等に改造。 |
1959年 | 講堂火災により焼失。 |
1961年 | 「大妻学院講堂再建定期預金(愛校貯金)」等を設け、本館北側のテニスコート敷地に地下2階地上3階建の音響設備や防音設備のある大妻講堂竣工。大妻のシンボルとなる。 |
1986年 | 校舎老朽化による建て替えに伴い大妻講堂取り壊し。新講堂竣工までの入学式や卒業式等の学校行事の挙行場所としてユニークなアーチ状の「大妻体育館」を建設。 |
1992年 | 大妻講堂竣工。 |
1993年 | 大妻講堂にパイプオルガン設置。 |
問い合わせ先
学校法人大妻学院 総務センター寄付・募金グループ
〒102-8357 東京都千代田区三番町12番地
TEL:03-5275-6407
Email:kifu◎ml.otsuma.ac.jp
※◎は@に変えてください