2021（令和3）年度から大妻中野高等学校に「小瀨川繼美（こせがわ・つぎみ）奨学金」が新設されました。本奨学金は、大妻中野高等学校で教鞭をとられていた先生のお名前を冠に創設しています。

小瀨川繼美先生は、大妻中野高等学校において1974（昭和49）年より長きにわたり教鞭をとられておりましたが、2010（平成22）年3月に退職され、2020（令和2）年9月30日にご逝去されました。一人ひとりの生徒に対して、常に真摯な姿勢で向き合い、学祖大妻コタカ先生の教えを継承し、一教師として長期にわたってその教えを体現しながら多くの生徒を育成、指導してこられました。

先般、ご遺族から、生前より困っている生徒を助けたい、としていた小瀨川先生のご遺志を実現するため、本学へ寄付のお申し出をいただき、本奨学金創設に至りました。よって本奨学金は、経済的困窮により進学することに苦慮している生徒を支援することを目的とした、返還義務のない給付奨学金です。

10月8日（金）には、ご遺族（写真・右）が来校され、本学・伊藤正直理事長（写真・左）から直接、感謝の気持ちを伝えました。＝上写真。

また、野﨑裕二校長（写真・左）より創設された奨学金等の詳細を説明しました。＝上写真。

なお、本奨学金に関する問い合わせは、大妻中野中学校・高等学校までお願いいたします。