学校法人 大妻学院

お知らせ - 2019年度

  • 学生・教職員を対象に「防災訓練」を実施しました!~多摩キャンパス~

大妻学院では大妻女子大学の学生・教職員を対象にした防災訓練を12月5日(木)に多摩キャンパスで実施しました。防災訓練では「STEP※(A Simulation Training system for Earthquake shelter Program)を活用した避難所運営を疑似体験するトレーニング」に加え、多摩消防署の協力のもと「起震車体験」や「AED講習会」も実施し、盛り沢山の内容でした。


STEPでは学生・教職員で混成した1班6人ずつ計2班で取り組みました。避難所で起こる停電、断水、帰宅困難者やけが人の受け入れ対応など、災害発生後のさまざまなリスクが矢継ぎ早に示される中で、状況に応じた迅速な対応についてグループ討議しました。最後に講師を務めた人間関係学部人間関係学科・田中優教授から、「家に帰りたいが大学にとどまることになる学生への防災に対する意識付けは、日ごろから学生に伝えていく必要がある」という講評がありました。参加者からは「帰宅困難な学生への心のケアも必要」「指示系統の確立が難しい」などの声も聞かれ、参加者全員の防災意識が高まる訓練となりました。


起震車体験では1回につき2~3人が一緒に乗り込み、多摩消防署員の指導のもと、震度6~7の地震を体験しました。「頭を机の下に隠して!」といった指導が飛び交う中、学生や教職員は実際の揺れの中で、身の安全の取り方を実践的に学ぶことができました。参加者からは「思っていた以上に揺れがすごかった!!」「いざ地震が起きた時の身構えになるので体験できてよかった」との声が聞かれました。


最後にAED講習会には約70人の教職員と学生が参加し、多摩消防署員の方にAEDを使った救命措置の流れを実演いただきました。その後、3グループに分かれて全員が心肺蘇生(胸骨圧迫)を体験し、大変有意義な防災訓練となりました。


当日の様子を写真でもご紹介します―。



STEP1_2&STEP2_2

STEP(A Simulation Training system for Earthquake shelter Program)


car1_2&car2_2

起震車体験



AED1_2&AED2_2

AED講習会



※STEPとは、人間関係学部人間関係学科・田中優教授、同学科・堀洋元准教授らをはじめとする災害援助研究会が開発に取り組む「広域災害における避難所運営訓練システム」のことで、2019年度本学人間生活文化研究所の共同研究プロジェクトの一環として行われました。参加者の防災意識の向上や、さまざまな地域のさまざまな被災状況に活用することを目的としています。



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