お知らせ - 2017年度
-
広島・甲山中学校の生徒らが来校し、コタカの思いに触れる

大妻学院創立者・大妻コタカの出身地である広島県世羅郡世羅町(旧三川村)の世羅町立甲山中学校2年生39人が、引率の先生4人とともに、2泊3日の修学旅行期間中の1月24日(水)大妻女子大学千代田キャンパスを訪れました。
大妻コタカは、2002年にこれまで取り組んできた女子教育や世羅町の子女育成などの功績が顕彰され、同町名誉町民になっており、同中学校の生徒の皆さんは毎年修学旅行の際には本学に立ち寄ってくださいます。
甲山中学校の皆さんは、「コタカ先生について勉強させてください」とあいさつし、本館11階に設置されている大妻コタカが祀られた祭壇にお参りをした後、大学校舎G棟講義室で、本学博物館・楢崎修一郎学芸員による大妻コタカと本学の変遷についての説明があり、「大妻コタカの言葉を胸に皆さんもがんばってください」という言葉で締めくくられました。
その後、本学博物館へ移動し、大妻コタカが晩年を過ごした実際の居室や縁(ゆかり)の品を見学後、静寂な大妻講堂のパイプオルガンの前で記念撮影を行いました。代表の生徒からは、「生涯女子教育に捧げられた大妻コタカ先生の学校に対する思いを知り、あらためて偉大さを知りました。今回の見学で学んだことを今後の生活に生かしていきたいです」とお礼が述べられました。〔写真提供・文:総務グループ〕

(左から)祭壇前で参拝、楢崎学芸員の講演、博物館見学