お知らせ - 2016年度
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コタカの教えを受け継ぐ 広島・甲山中学校の生徒ら来校
大妻学院創立者・大妻コタカの出身地である広島県世羅郡世羅町(旧三川村)の世羅町立甲山中学校の2年生44人が、引率の先生5人とともに、2泊3日の修学旅行の2日目を利用して、1月18日(水)に大妻女子大学千代田キャンパスを訪れました。
大妻コタカは、2002年にこれまで取り組んできた女子教育や世羅町の子女育成などの功績が顕彰され、同町名誉町民になっており、同中学校の生徒の皆さんは毎年修学旅行の際には本学に立ち寄ってくださいます。

甲山中学校の皆さんは、「コタカ先生について勉強させてください」とあいさつし、本館11階に設置されている大妻コタカが祀られた祭壇にお参りをした後(上写真左)、地下1階の講義室では、本学博物館・楢崎修一郎学芸員による大妻コタカと世羅町や本学の変遷についての説明があり(上写真右)、「大妻コタカの言葉を胸に皆さんもがんばってください」という言葉で締めくくられました。
その後、本学博物館へ移動し、大妻コタカが晩年を過ごした実際の居室や縁の品を見学後、静寂な大妻講堂のパイプオルガンの前で記念撮影を行いました。代表の生徒からは、「大妻コタカ先生の学校に対する思いや努力家であったことを学ぶことができ、今後に生かしていきたい」とお礼が述べられました。〔写真提供・文:総務グループ〕

(左から)博物館見学、大妻講堂での記念写真