千代田キャンパス大学校舎G棟(地下2階・地上7階建て)の上棟式が、6月1日に大妻学院関係者、設計・管理を担当する株式会社日建設計、そして施工を担当する前田建設工業株式会社の関係者らおよそ40人を集めて、厳かに執り行われました。
靖国神社の神職による神事は、午前11時から1階の多目的アリーナの収納庫となる部分を会場として、祭始笛の演奏で始まりました。清めのおはらい「修祓(しゅばつ)」、神を迎える「降神(こうしん)之儀」、神前へ供物を捧げる「献饌(けんせん)」、「祝詞(のりと)奏上」、建物の四隅を清める「切麻散米(きりぬささんまい)」、「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」と進行。最後の「神酒拝戴(しんしゅはいたい)」では、神職から「この建物で学ぶ学生の将来と、工事の安全、そして竣工後の建物の無事を祈ります」との口上で、出席者全員が御神酒で乾杯しました。
(左から)「切麻散米」、「玉串奉奠」、「神酒拝戴」
続いて行われた上棟行事は、最後の骨組みである鉄骨を棟上げするもの。関係者がサインした記念の鉄骨を、酒、米、塩で清めた後、鉄骨の両端に金色と銀色の最後のボルトを打ちつける「鋲(びょう)締めの儀」が行われました。
金色のボルトを鉄骨に取り付け、「えい!えい!えい!」のかけ声とともにスパナで締め上げ、ハンマーで3回叩いて確認。「検鋲よし!」の声が響くと、続いて最後の銀色のボルトを締め付けました。
検鋲が済むと、鉄骨はいよいよクレーンで建物最上部へ。吊り上げられてだんだん小さくなっていく鉄骨を、出席者全員が晴れやかな顔で見守りました。
今後も、平成28年12月の竣工に向けて安全第一に作業に取り組んでいきます。
(左から)上棟行事の様子、鉄骨へ記念のサイン(鈴木勉本学事務局長)
(左から)金色ボルトの取り付け、締め付け、検鋲の様子
クレーンに鉄骨を取り付ける様子
(左から)鉄骨が運ばれる様子、無事に建物最上部へと運ばれた鉄骨
|